山王神社と被爆楠木

 山王神社は爆心地から南東約900mの場所にあり、原爆の被害を受けました。社殿は跡形もなく崩れましたが、昭和25年に再建され今に至ります。

 

山王神社の参道には、一本柱鳥居と呼ばれ親しまれている鳥居がありますがもともとは4つあった鳥居のうちの二の鳥居です。貴重な原爆遺跡資料の一つとなっています。

境内入口には樹齢約500年の二本の楠木がそびえていますが、原子爆弾投下で被爆し熱線で裸同然となりましたが、樹木医の手で治療が行われ今では豊かな緑を取り戻しています。

 

修学旅行の生徒さんたちの多くの折り鶴が手向けてあります。

 

長崎出身の福山雅治さんがこの楠木をテーマに「クスノキ」を歌っています。

 

JR長崎駅から路面電車(赤迫行乗車)利用10分、大学病院前下車徒歩10分です。