しあわせって何だろうか?

人生70年の古稀を過ぎると、時折何も考えたくない日が続くことがある。そういう時は、家でただボ~としているだけで私の場合は、何か心休まるときがあり、そんなとき、ふと「しあわせって何だろうか?」思うことがある。

 ある著名な作家が「人は何のために人間として生まれ、何のために生きるのか、などというのは、答えのない青臭い問いのようである。

しかし、大金持ちになっても、お金を棺桶に入れて死ねるわけでもないし、社会的な成功といってもたかが知れている。

お金は必要なだけあればいいし、あるいは少し足りないという程度がいちばんいいと思う。

毀誉(きよ)は他人の主張と言った人がいる。

まことにそのとうりで、社会的成功などは時代の変化でいつどう崩れるかわからない。ならば、生きるに値する行為はとは何か。持って死ねるものとは何か。」と・・。

今の私にしてみれば、答えなどは無い。幼少期、青春時代は兎も角として、結婚後は、平凡な人生街道、可もなく不可もなく歩んできたので、こういえるのかもしれないが、賢者によっては、「平凡、普通がいちばん難しいし、いちばんしあわせ」という人もいる。

要は幸せとは何かには、答えなど無いし、こればかりは、自分で見つけるしかないであろう。 少ししんどいが、頑張って見つけてみようかな。 

2017.10     K M

 

          〈一部引用・幸せって何だろう 宮本 輝〉